ディヴィデュアルとFringe81によるコミュニティー・サービス「シンクル」が、さまざまな業界のプロをゲストに招き、「好き」の生まれるリアルな場を提供する「シンクル大学 カルチャー編愛学部」を開講します。第1回テーマは美術ライターの橋本麻里による、「アート編愛講座」。狩野派から村上隆まで、日本美術を編愛的に鑑賞する方法を、学んでみませんか?
「シンクル」はシンクロするプロフィールという意味をもち、自分の好きなものについてのトピックをたてたり、好きなものが共通している人を探して楽しむことのできるスマートフォン・アプリです。今回、同サービスは一人ひとりの偏愛を語る場をリアルでも提供するために、「シンクル大学 カルチャー編愛学部」を開講。ディヴィデュアルの共同創業者であるドミニク・チェンが学長となり、カルチャーを独自の愛で「編」み出す「プロ編愛家」を招き、編愛術を学びます。
第1回の講師を務めるのは、美術ライターの橋本麻里。日本美術に造詣が深く、これまで『芸術新潮』『BRUTUS』『&Premium』『和樂』ほか雑誌への寄稿や高校教科書の編集・執筆、大学講師などの活動を行っています。現在、橋本麻里責任編集の名のもとに『美術手帖』2016年1月号(12月17日発売)の「村上隆特集」を手がけており、これまでにない視点で作家のトピックを読み解く特集をつくり上げました。
今回の講義は、森美術館で開催されている「村上隆の五百羅漢図展」の編愛的な見方をはじめ、「知の全体性」への志向として編愛の対象としている世界各地の図書館、美術館、博物館の紹介、そして科学と文学をつなげてきた宮沢賢治についてという3つのトピックに分け、橋本ならではの「アートを編愛する方法」を伝授します。

第1回 「アート編愛学科 with Tokyo Art Beat」
講師/プロ編愛家:橋本麻里(美術ライター)
場所:Qreators
住所:東京都港区南青山3-2-2 南青山MRビル2F
参加費:無料(定員/40名)※公式サイトにて申し込み必須
条件: iOS 8.0 以降のiPhone、iPad、および iPod touch をお持ちください。
問合せ:0support@syncle.me(シンクル運営事務局)
URL:http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/2015/11/syncle_college.html
従来の方法とは異なる、新しいアートの見方に気付くことができるはず。一夜限りの貴重なアート談義に、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか?