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Channel: bitecho[ビテチョー]
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7つの島と2つの港を舞台に、瀬戸内国際芸術祭が夏期開幕

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瀬戸内海の島々を会場として2010年より3年に1度開催されてきた、瀬戸内国際芸術祭の夏期がスタート。会期中は、200組を超える作家・建築家による作品が公開される。

 北川フラムが総合ディレクターを務める本イベントの舞台は、古来から海上交通路として重要な役割を果たし、独特の文化を形成してきた瀬戸内海地域の島々。フェリーが結ぶ直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島の7つの島と、香川・高松港、岡山・宇野港周辺のあちこちで、作品展示やプロジェクトが展開されている。

 草間彌生や大竹伸朗が手がけた常設作品に加え、今年はスプツニ子!、アートユニット・目【め】らも新作を発表。夏会期からも、豊島のクリスチャン・ボルタンスキー、小豆島と高松のリン・シュンロンなど、多数のアーティストによる新作が公開となる。会田誠、有馬純寿、大岩オスカール、小沢剛、パルコキノシタ、松蔭浩之による「昭和40年会」は、男木島にて前回に引き続き「学校」を開設し、ワークショップなどを開催する。

 開幕からの3週間は、「瀬戸内アジア村」と題し、高松港周辺にてタイを中心としたアジアの伝統工芸やパフォーマンス、食を扱うイベントも開催中。アジア中から集まったパフォーマーによるワークショップや公演が行われるほか、タイを代表する建築チーム、スーパーマシーン・スタジオがデザインを担当したマーケットや「架空の島の料理」を扱うカフェが設けられている。夏会期は9月4日まで。

瀬戸内国際芸術祭 2016
会期:2016年7月18日~9月4日(夏期)
会場:瀬戸内海の島、高松、宇野
住所:高松市サンポート1-1 高松港旅客ターミナル3階(事務局)
電話番号:087-813-0853(事務局)
開館時間:会場により異なる
休館日:会場により異なる
入場料:作品鑑賞パスポート 大人5000円/高校生3500円(春・夏・秋会期共通、別途料金が必要な施設あり)
URL:setouchi-artfest.jp

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