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Channel: bitecho[ビテチョー]
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60年の歩みを振り返る「石橋美術館物語」展開催

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青木繁の《海の幸》(1904)などを所蔵する石橋美術館(福岡)の運営が、2016年10月より石橋財団から久留米市に引き継がれる。コレクションと資料で石橋美術館の60年の歩みを振り返る展覧会「石橋美術館物語 1956久留米からはじまる。」が開催される。

 ブリヂストン美術館(東京・京橋)の姉妹館としても知られる、福岡・久留米の石橋美術館。近代の洋画、書画、陶磁器などを中心に所蔵し、地方に美術館が少なかった1960年代から、九州を代表する美術館のひとつとして東西の作品を紹介してきた。1956年の開館から60年となる今年10月より久留米市に運営が引き継がれ、名称も久留米市美術館としてリニューアルオープンする。

「石橋美術館物語 1956久留米からはじまる。」と題された本展は、約120点の石橋財団コレクションと写真資料などで、石橋美術館の歴史をたどる構成。石橋美術館を代表する作品や展覧会を図録や写真とともに総覧するほか、ギャラリートークやイベントの様子など、展覧会以外のさまざまな活動も振り返る。

 なかでも、久留米出身で石橋美術館とも関わりの深い近代の洋画家、青木繁、古賀春江、坂本繁二郎の3人をピックアップ。3人が出品した展覧会に加え、関連するできごとや、デッサン・スケッチブックなどの資料にもとづく研究など、多方面から掘り下げた内容で紹介する。会期は7月2日〜8月28日。

石橋美術館物語 1956久留米からはじまる。
会期:2016年7月2日〜8月28日
会場:石橋美術館
住所:福岡県久留米市野中町1015
電話番号:0942-39-1131
開館時間:10:00~17:00
休館日:月休(7月18日は開館)
入館料:一般800円/シニア600円/大高生500円/中学生以下無料
URL:http://www.ishibashi-museum.gr.jp/

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