大賞賞金1000万円！　ゆくはし公募彫刻展が作品募集スタート

　福岡県行橋市が彫刻作品を募集する、第1回「ゆくはし公募彫刻展　ゆくはしビエンナーレ2017」が開催されます。地域の魅力を発信していこうと、2年に1度実施される本コンペティション。「文化施設に設置するにふさわしい知識・知性を具現化した歴史上の人物」をテーマにしたブロンズの具象彫刻を国内外から募集します。応募期間は2016年4月1日〜6月30日。大賞作品には賞金1000万円が贈られます。

　福岡県行橋市が国内外から彫刻作品を募集する、第1回「ゆくはし公募彫刻展　ゆくはしビエンナーレ2017」が開催されます。「文化施設に設置するにふさわしい知識・知性を具現化した歴史上の人物」をテーマにしたブロンズの具象彫刻が、2016年4月1日〜6月30日に募集されます。大賞作品には賞金1000万円が贈られます。

　行橋市は、人口約7万人、豊かな自然と温暖な気候から、古くは九州の産物を都や朝鮮、大陸に搬出する交通の要所となっていました。町には多くの史跡が残り、それぞれの時代に開花した文化をうかがい知ることができます。

　公立の美術館がない行橋市は、町全体を美術館とすることで、地域の魅力を高めていこうと計画。大賞作品は図書館などさまざまな文化施設に設置される予定です。

　多くの市民に親しみを持って楽しむことができるように、抽象彫刻ではなく具象彫刻が募集されます。また、文化施設内に設置されるため、原則として着衣像、完成サイズは等身大が条件。今後はウェブサイトも開設し、中国語やイタリア語を含む、5カ国語で世界に向けても発信されます。