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資生堂、芸術文化活動が評価されイタリアで賞を受賞

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資生堂が、芸術文化に積極的に関わる企業を表彰するイタリアの賞「CORPORATE ART AWARDS® 2016」において第3位に入賞し、2016年11月23日にイタリアのローマで授賞式が開催された。

 「CORPORATE ART AWARDS®」は、芸術文化に積極的に関わる企業の活動を認め、広く知らしめるために今年設立された。同賞は、ブランドコミュニケーションエージェンシーの「ppt Art」とイタリアのローマにあるビジネススクール「LUISS BUSINESS SCHOOL」が共催し、「MINISTERO PER I BENI E LE ATTIVITA CULTURALI」(イタリア文化財・文化活動・観光省)などが後援している。

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2016年11月23日にイタリアのローマで開催された授賞式の様子

 初開催となった今年は、22か国から80企業がエントリー。各社が芸術文化活動に取り組むことになった経緯や、所蔵するコレクションには企業文化がどのように反映されているか、芸術文化活動をどのように経営に反映させているか、といった観点から選考が行われた。今回3位に入賞した資生堂は「最も古くからギャラリーを運営し、幅広い芸術文化活動を行っている」との理由から選出された。

 資生堂は1872年の創業以来、芸術文化活動に取り組んでおり、なかでも1919年に創設された「資生堂ギャラリー」が代表的な活動として知られている。そのほかにも「資生堂アートハウス」(2017年6月末まで一時休館中)や企業文化誌『花椿』といった取り組みがあり、同社は今後も経営や事業にも貢献するサステナブルな芸術文化活動を行っていくようだ。

 なお、その他の上位入賞企業に、同立第1位でインテサ・サンパオロ銀行(イタリア)とドイツ銀行、第2位はアメリカン・エキスプレスがある。


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